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ステッカーを貼り直してみた《耐候性 強力両面テープ》 [保守/メンテ]

myレブルのリアキャリアに載せている GIVI 社の B32N BOLD。
購入した際はステッカーを貼り付けることなんて予想だにせず、マット加工って云うのかな.. それが安っぽさを感じさせなかったりして、気に入っていました。

あるとき、アニメ "頭文字イニシャル" でバトルの舞台となった 正丸峠 を走ってみたくなって、訪れたときに峠のお茶屋さんでステッカーを入手したのを切っ掛けに、収集癖のスイッチが ON になると...。

いつの間にか片側だけでもご覧の通りッス。


.. で、貼り始めたのが昨年秋。
春が終わる頃までは、とくに問題なんてなぁ~んにも無かったんです。
ところが、梅雨明けを迎えて直射日光をガンガン浴びるようになると、ボックス表面が熱くなることで気になる点が発生してしまいました。

ステッカーってツルツルした面に貼るのが前提だから、凸凹(デコボコ)した面に貼るって苦手なんです。
しかも、使われている接着剤ってポリプロピレン(熱可塑性樹脂)に対しては充分な接着力が得られないことがあるんだそう。
だから、表面が凸凹していて、材質がポリプロピレンだったりすると、簡単に剥がれてしまうことに繋がるみたい。

..で、B32N の材質は.. と云うと内側の底面に示されているんですけど、そこには "RECYCLING CODE 5" とありますね。
これはプラスチック製品に表示される樹脂識別コードと呼ばれるモノらしく、数字の 5 は ポリプロピレン ( PP ) を指しているとのこと。
つまり、B32N は ポリプロピレン製で 表面が凸凹した ステッカーを貼るには向かないことが、これで判明した訳です。(;´д`)トホホ…

それでも、どうしても貼りたかったので、ステッカーの上に一回り大きいサイズの透明テープを重ね張りして(つまり接着面積を広くして)弱点を克服しようと目論んだんです。
だから、仕上がりがチョット不格好ですけど、こんな風になっていたんですね。


それが、この夏の猛暑が原因で 赤丸 で示した様に透明テープの端から浮きが目立つようになってきました。

ううむ.. 透明テープの耐熱性を考慮せずに "強力透明テープ" と云う表記に釣られて採用したのが失敗だったのかなぁ。
まぁ、強力と云う表現も、何と比べて強力なのか、どう云う条件で強力なのかもハッキリしないけど..。
まだ夏は始まったばかりだと云うのに、今からコレじゃぁ.. 先が思いやられちゃうよぉ~。

.. と云うことで、対策を講じることにしました。
有効な対策としては、上から塗装するか、紙ヤスリで凸凹を削って、表面をツルツルにすることなんだろうけど、コストや労力、仕上がり具合を考えるとワタシにはハードルが高いかなぁ。

そこで、熱に対して耐性を持ち.. 且つ ポリプロピレン にも貼れる両面テープと云うことで、地元の コーナンPRO南越谷店 で探して来ました。

まつうら工業の "多用途 強力 PEクロス 両面テープ(厚手)" です。
耐熱 ではありませんが、"耐候性良く" とあるので、暑さで変質しづらいって理解でイイのかな。
合わせて、99工房のシリコンオフシートを購入しました。

貼ってあるステッカーを一旦剥がすんだけど、浮き上がり始めているだけあって簡単に剥がれますね。
剥がした箇所をキレイにしたあと、コレでもかぁ.. ってくらいにシリコンオフシートでゴシゴシ拭いて脱脂し、ステッカー裏面に 両面テープ を貼ったうえで、元あったボックスの位置に貼り直しました。

この際、ボックス内側を手のひらでシッカリ支えながら、ステッカーを何度も入念に指の腹でギュ~ぅ!と押し当てて密着するように心掛けました。
両面テープの厚みが 0.205mm あり、グイグイと押し付けることで ボックス表面の凹みに接着剤が食い込んでくれると嬉しいのですが.. 。



24時間放置した後で確認してみましたが、透明テープのハミ出した部分を切り落したことで接着面積が狭くなった割りにはシッカリ貼り付いていますね。
接着剤が安定するには二~三日掛かるようですから、次の土曜日にでも再び確認しようと思います。

大した記事でもないのに、ここまで記事をお読みくださり有り難うございます。
今回のトラブルは、この後の様子を観ることにはなりますが、一旦解決と云うことで宜しくです。
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勝ぴぃ

テープと云えば安心のスリーエム。
実は.. と云うと、当初はスリーエムの両面テープで探してみたんです。
すると、スコッチ超強力両面テープとか、スコッチ車輛用両面テープなどが見つかったのですが、どれも向かない材質にポリプロピレンが挙げられていたんです。
で、ポリプロピレンでも使えるヤツで探すと、在るには在るけど薄手だったり、厚手だけどバカみたいに高価だったり、内装用で熱には弱そうだったりと、どれも今一つな感じ。
耐熱とはいかない迄も耐候だったら、ポリプロピレンでも使えて厚手で価格も手頃と云うことで、まつうら工業製のモノを選びました。
クルマと違って、何もかも剥き出しのバイクって色々と難しいものですね。
だからこそ、面白いってことに成るんでしょうけど..。(笑)
by 勝ぴぃ (2022-07-19 01:25) 

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